







金沢建築館企画展「アニメ背景美術に描かれた都市」図録(日本語/English)
¥2,500 税込
SOLD OUT
別途送料がかかります。送料を確認する
¥18,000以上のご注文で国内送料が無料になります。
本展覧会では、『AKIRA』『GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊』『機動警察パトレイバー』『メトロポリス』『鉄コン筋クリート』など、1980年代末から2000年代初頭のSFアニメ映画の背景美術について、当時の作家たちが目指した表現と都市や建築の歴史的文脈とのつながりを紹介する。
これらの作品は、いずれも手描きからデジタルへ移行する時期に制作された日本を代表するSF作品である。高度経済成長とともに急変した日本の風景や都市への批判的眼差しが込められた作品の世界観は、いったいどのようにして構築されたのか?
本展では、実際に参照された書籍やロケハン写真などのレファレンス資料に加え、建築とアニメの2つの年表や美術監督へのインタビューを通して多角的に背景美術の世界を紐解いていく。
図録では、各作品の美術監督へのインタビューをはじめ、アニメ研究者のシュテファン・リーケレス氏と建築評論家の五十嵐太郎の論考、アーカイブ研究者である明貫紘子によるコラムなど、テキストを中心に展覧会を深掘りする。
また、本展はシュテファン・リーケレスのキュレーションと、明貫紘子の資料調査によって実現した、海外での巡回展『Proto Anime Cut』(2011-13年) 『Anime Architecture』 (2016-20年)や「AKIRA: The Architecture of Neo Tokyo」 (2022年)をベースとした日本国内で初めての展覧会である。
シュテファン・リーケレス著『アニメ建築:傑作背景美術の制作プロセス』(グラフィック社、2021年)には過去の2つの巡回展や本展で展示された作品のロケハン写真、レイアウト、イメージボード、背景画、セル画、本編キャプチャなど、多くの図版を掲載しており、本展の図録と併せて購入することをおすすめする。
サイズ:W225×H298mm
ページ:100p
言語:日本語/English
第7回企画展「アニメ背景美術に描かれた都市」
編集:谷口吉郎・吉生記念 金沢建築館(公益財団法人金沢文化振興財団)
執筆:五十嵐太郎|高木愛子|水野一郎|明貫紘子|シュテファン・リーケレス
訳:デイヴィッド・ディヒーリ|湯浅し津
発行:谷口吉郎・吉生記念 金沢建築館(公益財団法人金沢文化振興財団)
発行日:2023年7月15日
*展覧会レビューはこちら
美術手帖デジタル
「アニメの背景に見る建築・都市・時代。谷口吉郎・吉生記念 金沢建築館で「アニメ背景美術に描かれた都市」が開幕」
https://bijutsutecho.com/magazine/news/report/27371
-
レビュー
(0)
-
送料・配送方法について
-
お支払い方法について
¥2,500 税込
SOLD OUT