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林は静止画も含めた「映像」のメディウム的特性まで踏み込み、独自の考察をもとに作品制作を続けるアーティストだ。この記録集には展覧会会場の写真に加えて、三つのテキストが寄稿されている。
高嶋慈「川のほとりで、蝋燭に灯をともす」
大下裕司「青、独在的な映像について。」
松谷容作「分解の実践としての林勇気『君はいつだって世界の入り口を探していた』展」
いずれも、生死、記憶、複製、アーカイブなど林がテーマにする映像メディアの特性を織り交ぜながら作品解説し、さらに展覧会が開催された時空間を再訪するような、経験の「再生(Playback)」を感じさせるテキストだ。
文庫本サイズのオールドメディアに記録された映像的経験ができる記録集をぜひ手にとってもらいたい。
(以下おおさか創造千島財団公式ウェブサイトより)
本展覧会では、過去作品のほか、林にとって身近な場所となった北加賀屋での経験を題材とする新作映像5点を発表いたします。会場は、かつて「造船のまち」として栄えた北加賀屋を象徴する旧名村造船所大阪工場跡地です。日常生活で目にするオブジェクトを用いながらも、どこか異世界を感じさせる林の映像作品を通じて、一人のアーティストのまなざしと、北加賀屋というまちが紡いできた時間の重なり合いを感じとっていただければ幸いです。
【作家プロフィール】
林勇気
映像作家。1976年京都府生まれ。膨大な量の写真をコンピューターに取り込み、切り抜き重ね合わせることでアニメーションを制作。自ら撮影した写真のほか、人々から提供された写真やインタビューを素材とした制作により、デジタル・メディアやインターネットを介して行われる現代的なコミュニケーションや記憶のあり方を問い直す。 近年は他領域とのコラボレーションや、ワークショップを通しての作品制作も多数試み、映像が内包する拡張性や協働的な側面について模索している。
サイズ:148mm × 105mm
ページ:55p(本文)
編集:林勇気、(一財)おおさか創造千島財団
執筆:高嶋慈(美術・舞台芸術批評)、大下裕司(大阪中之島美術館学芸員)、松谷容作(追手門学院大学社会学部教授)、木坂葵(おおさか創造千島財団 事務局長)
デザイン:後藤哲也(OUT OF OFFICE)、
長尾涼葉、藤澤江菜(アシスタント)
写真:麥生田兵吾、大崎緑、林勇気、(一財)おおさか創造千島財団
発行日:2023年3月31日
発行元:(一財)おおさか創造千島財団
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